ズラ！っと並んでるのはパウンドケーキ。

今日はこれをつくっている場所を取材してきました。

名前は「しまなみ瀬戸田夢工房」。

お菓子屋さん？

そうじゃないんです。

夢工房は「就労継続支援B型事業所」。

障害を持った方が仕事をする、

一般に「授産施設」や「作業所」と呼ばれる場所です。

夢工房では主に精神障害を持った方がお仕事をされています。

その仕事は多岐にわたります。

パウンドケーキやクッキーなどお菓子の製造・販売、

畑での野菜づくりと販売、

瀬戸田の公共施設の清掃などなど。

パウンドケーキをよく見てみると…

「夢工房で作った金時いも」使用！

原料のいもを作ることからお菓子の製造、さらにその販売と、

ひとつの商品からたくさんの仕事を作り出しているんですね。

代表の林屋さん。

「福祉の発達は町の発達そのものなんです」

とおっしゃいます。

福祉はその町で生活する人たちによって築くしかない。

福祉が充実しているということは、

そこは人が活発に生きている豊かな町だということだ、

と言えそうです。

林屋さんにたっぷりとお話をうかかがってきましたが、

詳しい内容はロングインタビューとして後日アップします。

福祉にとどまらず、瀬戸田という地域についての

さまざまなお話を聞くことができました。

こうご期待！

（今日の、瀬戸田港の夕暮れ。いつも足を止めてしまう。）