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2011年05月03日(火) 

4月は普段の月の半分しか読めなかった。休日に行事が多かったし、遊びにも出かけた。やむを得まい。

 

4月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1683ページ


告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
人は顔の皮一枚剥いでしまえば全く別の顔を持つ。つまり何を考えているか解らない存在。そんなわけのわからない存在が、それぞれ自分がしたいこと、正しいと思うことを手前勝手にやっていくと、その行為がそれぞれの意図しない方向で絡み合って思わぬ結果を生む。その結果も、人によってどう見るか、どう解釈したいかによって見え方が微妙に違うということ。この小説を読むと、そんなことが見えてくる。
読了日:04月22日 著者:湊 かなえ

 


永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
私は思いました。特攻隊で命を落とした主人公の祖父、宮部久蔵は命の尊さ、を知っていただけに、命より大切なものがなにかを知っていたのだと。命より大切なものはなにか。それはそれぞれの心の中にあります。
読了日:04月15日 著者:百田 尚樹

 


STORY BOX 17 誤飲 (小学館文庫)STORY BOX 17 誤飲 (小学館文庫)
仙川環氏の「誤飲」が再開。嘗てVol.1(第一回)、Vol.4(第二回)のときは、なんだか嫌な後味であまり好きではなかった。でも、今回はちょっとホロリとさせられた。作者に心境の変化があったか? 堂場瞬一氏の「異境」がついに完結。あさのあつこ氏の「結婚」、黒野伸一氏の「限界集落株式会社」、松尾清貴氏の「偏差値70の野球部」(松尾清貴)がイイ。ものすんごくイイ。
読了日:04月12日 著者:北上 次郎,黒野 伸一,五條 瑛,仙川 環,堂場 瞬一,あさの あつこ,飯嶋 和一,長岡 弘樹,松尾 清貴

 


御馳走帖 (中公文庫)御馳走帖 (中公文庫)
本書は所謂グルメ本にあらず、食に対する百閒先生のこだわりというより、食をとおして百閒先生の生き方、こだわり、つまるところ美意識がそこに在る。百閒先生は美食を求めず、めずらしいものを求めず、まして食通であることなど眼中にないのである。なぜなら、美食家あるいは食通に共通する性行であるところの新しい料理や稀少な食材を求め続けるところがない。そんなものよりむしろ自分のスタイルを大切にする。その辺りがなんともカッコイイおじさんだ。
読了日:04月09日 著者:内田 百けん


閲覧数1,999 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2011/05/03 17:50
公開範囲外部公開
コメント(2)
時系列表示返信表示日付順
  • 2011/05/04 11:50
    > ももたろうさん

    そうそう因島ご出身ですね。

    武庫川女子大学を出ていらっしゃるので、兵庫県にもご縁の深い方です。
    次項有
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