本日のS.C.G（※）研修は僕の住む瀬戸田にて。

瀬戸田・御調班の5人で瀬戸田のことを勉強です。

（※【S】しまなみ海道【C】サイクリング【G】ガイド）

平山郁夫美術館のほど近く、瀬戸田観光案内所で待ち合わせ。

他メンバーがなかなか来ないので案内所Oさんのマシンガントークに

眠い目をこすりながら相槌をうっていたのですが、

これを見せてくれて目が覚めました。

オリジナル缶バッジ！

マス目状のスタンプ用紙にスタンプを押していって、

１ラインそろえるごとに一つもらえるそうです。

これ、これがほしい！

猫のやつ！

ウェアにつける！

このスタンプラリーは今月15日に始まったばかりですが、

もうコンプリートした人がいるとか！

このラリーのこともふくめ、瀬戸田の観光事業ことが

来週水曜の読売新聞中国版に載るそうなのでぜひご一読を。

さて今日の任務は、

『島ごと美術館』と『平山郁夫画伯スケッチポイント』をよく知ること。

尾道にお住まいの方には言わずもがなと思いますが、説明を。

『島ごと美術館』とは、瀬戸田のいたるところに美術作品を設置して

丸ごと美術館にしてまおうという企画。

生口島、高根島に全１７点の作品がちりばめられています。

どの作品もできたものを運んできたのではなく、

アーティストが瀬戸田を訪れて

インスパイアされた場所で制作したものです。

こういう企画は他にあまり例がないのだとか。

一方『平山郁夫画伯スケッチポイント』は、

瀬戸田の出身であるかの平山郁夫画伯が描いた風景の、

実際の場所はここですよーと表示したもの。

こちらは瀬戸田に限らずしまなみ海道のいたるところに、全47ヶ所あるのです。

さあ、それらを分担して、それぞれ自分の目で見てレポート。

いざ出発というときに、バッグの中の桐の箱からなにかを取り出すふなあゆさん。

なにそれ？

・・・なにそれ？

「これと一緒に写真とるんです！」

と、ふなあゆさん。

そ、そうなんだ。。。

あ、補足しますと、ふなあゆさんは人形をつくる人なんです。

これも自身の作品。

精巧なつくりに見惚れてしまいました。

でも一緒に写真・・・

なにはともあれ出発！

まずは高根島へ。

島ごと美術館の作品、ひとつだけ生口島でなく高根島にあります。

それがこちら。

海岸に忽然とあらわれる鉄製のオブジェ。

作品No.7『球を包む幕舎』。

瀬戸田はかねてから、柑橘の栽培とともに造船業が盛んなのですが、

その造船の製鉄技術を結集してつくられたものなのだと瀬戸田の方から聞きました。

まさに瀬戸田でしかありえなかった作品。

外から作品を持ち込んでアートだと言うのではなく、

瀬戸田で生活する人々の魂が姿をかえて作品になっているんですね。

続いては、北に位置する高根島から一気に生口島の南側へ！

瀬戸田にある二つの小学校のうちのひとつ、南小学校。

そのすぐ隣の海岸にこんな作品が。

作品No16『ベルベデールせとだ』。

この作品、オブジェとしてだけ存在しているわけではありません。

これをステージにして、月明かりの下で演奏などを行う

観月祭が毎年開催されているんです。

瀬戸田の人々の生活の一部になってるんですね。

潮が引いたときには子どもたちがこの上で遊んでいることもあります！

僕は南小学校内にある障害児日中一時支援所のスタッフもやっているのですが、

ときどき子どもと一緒にこの上で跳ねまわっています。

子どもが遊んでいるとちょっとした遊園地みたい、とっても画になりますよ。

さてさて、まだまだたくさん巡ってきたのですが、

今日ご紹介するのはこのへんにしておきます。

触れられなかったスケッチポイントのことも一緒に、

今後ブログでご紹介していきますよー。

あ、今日は短時間でたくさん回るためにマイ原付で移動したんですが、

この通り満身創痍の相棒です。

いつ爆発するかも知れぬという覚悟で日々ライド！

原動機なんているもんか、

と言えるぐらいいっぱしのサイクリストになるために励んでいきます！