今朝の日曜美術館はロートレック。 彼の描いたムーラン・ルージュのポスターは素晴らしいですね。 ムーラン・ルージュを目の当たりにした2008年10月の夜のことを想い出します。 舞台から私に向かって嫣然とほほ笑んだカトリーヌ。 彼女がほほ笑んだとき、私には判ったのです。 彼女の名はカトリーヌだと。 何故、彼女の名前が判ったのかって? インスピレーションとでも言えばいいのでしょうか。 とにかく判ってしまったのだからしようがないのです。 単なる思いこみだろうって? 大きなお世話です。
『人間は醜い、されど人生は美しい』 ロートレックが言い残した言葉です。
イラストレーターの中村佑介氏のコメントも興味深い。 確か、私の愛読書『夜は短し歩けよ乙女』の装丁は中村氏のイラストだったと思います。 あれは素晴らしかった。 |