俺はタンクトップを着てる女は大好きだけど、 タンクトップを着てる男は大嫌いだ (本書P75 友人より)
『シティーライツ ①』(大橋裕之・著/モーニングKC・講談社)を読みました。久しぶりの漫画です。 クライムさんのブログを読んで興味を持った一冊です。
出版社の紹介文を引きます。 「流行を5周先取り。最先端を行き過ぎたら、こうなった!」10年代大型新鋭作家が描くショートストーリー。作者の描く、哀愁と笑いの入り交じった何とも言いがたい世界観は、坂本慎太郎(ex.ゆらゆら帝国)や、いましろたかし、長尾謙一郎、若杉公徳、又吉直樹、吉田豪、松江哲明、山下敦弘(以上すべて敬称略)などなど、多くのクリエーターに支持されている。今もっとも、これからの活躍が期待される若手漫画家のニュー連載をどうぞお見逃しなく!!7転び7.5起き。2歩下がって2.5歩進む。ささやかすぎる人生に万歳。笑えて染みる、ネオ哀愁漫画! 坂本慎太郎氏(ex.ゆらゆら帝国)との特別対談記事ページ入り! 描きおろし漫画も入ってお得!!
諧謔とペーソスにみちた漫画。切なくもの悲しい世界は独特だ。泣いていいのか、笑っていいのか戸惑いながらの泣き笑い。このセンスは希有なものだと確信した。大橋裕之の前に大橋裕之無く、大橋裕之の後に大橋裕之無し。おそらく他の誰にも真似できないだろう。「俺はタンクトップを着てる女は大好きだけど、タンクトップを着てる男は大嫌いだ」という友人の言葉に激しく同意した。つづきを読みたい。
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