『じゃりン子チエ 9』(はるき悦巳・著/双葉社 ACTION COMICS)を読みました。
雷蔵からの手紙を焼いてしまうヨシ江はん。このシーンが切ない。『じゃりン子チエ』を思うとき、私はいつもこのシーンをある種の哀しみと温かみをもって思い起こすのだ。人を好きになるという気持ちの美しさ、温かさ、切なさをピュアに描ききった「雷蔵からの手紙」のエピソードを私は決して忘れることができない。