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2015年02月26日(木) 

 

『宰相の二番目の娘』(ロバート・F・ヤング:著/創元SF文庫)を読了。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


 

過去にタイムトラベルして歴史上の重要人物を拉致、現代へ連れ帰り、そっくりのロボットを製作したあと本物は過去へ送り返す。それが自動マネキン社の商売だ。ビリングズの初仕事は、新しい展示計画《千夜一夜物語》の語り聞かせの場面を再現するため、9世紀へ跳んで本物のシェヘラザードを連れ帰ること。だが……シェヘラザードを確保したつもりが、それが15歳の妹ドニヤザードのほうだったとは。追手を振り切り、彼女と時間移動したビリングズだったが――タイムマシンを故障させてしまい、到着した先はいずことも知れぬ世界だった! 訳者あとがき=山田順子 


 

 

 

 


正直なところ、千夜一夜物語をモチーフにした冒険譚がダラダラと続いたところはいただけない。しかし、大団円はこれこそF・ヤングといったお約束の結末。私は、この甘さ、このハッピーエンドが読みたかったのです。『時を生きる種族(ファンタスティック時間SF傑作選)』を発注しました。もちろんヤングの『真鍮の都』を読むために。

 

 


閲覧数575 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2015/02/26 00:27
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