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おれは自殺を考えたことなど、絶対に、一度としてない。だが、最終的には殺されるということは、意識の深いところで受け入れている。おれを亡き者にしようと躍起になっているグループのどれかに殺されることになるのだろう、と。 だが、それは馬鹿げているし、ありそうにもかいことだ。おれは何に対しても、だれに対しても、降伏したことは一度もないし、自ら仰向けになって寝転がり、大人しく両足を広げるつもりもない。この人生がどんなに困難であろうと、あるいは、無意味 |
「プロパガンダの黄金律を忘れたのか」 チャーリーは間髪をいれずにいった。「十分な数の聴衆の前で十分な回数嘘をつけば、その嘘は真実になるんだよ」 (本書下巻P11より)
『片腕をなくした男 (上)(下)』(ブライアン・フ |
5月の読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/u/13276/matome?invit…e_id=13276
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『マイ・ブルー・ヘブン (東京バンドワゴン)』(小路幸也・著/集英社文庫)を読みました。
裏表紙の紹介文を引きます。
終戦直後の東京。華族の娘、咲智子は父親からある文書が入った“箱”を託される。それを狙う敵から彼女の窮地を救 |
古書集めのおもしろさは、切手なんかとちがって、その人によって価値が異なることころですかな。切手はだれが持っていても、決まった価値というのがあるが、古書は人によって、全然、価値がちがう。その本に興味のある人にとっては宝物だが、同じ古書集めをしている人でも、その分野に興味がなければ、それこそ、ただの古本だ。だから、値段というのも切手みたいに決められないところがあってね。 |
東京バンドワゴンのシリーズは、一作目でも二作目でも三作目でもいいが、どれかひとつの作品を読めばもうそれで充分というシリーズではない。読者はその世界に入りこみ、下町の住人のひとりとなって登場人物達と日常を共に過ごし、その人情にひたり続ける必要がある。なぜなら、人情にひたることによってのみ、ひとは自らの中にもそれを持つことが出来るからだ。そして、そのためには常に東京バンドワゴンの世界にひたっていなくてはならない。 ( … [続きを読む] |
私の場合、生活が本中心になってしまっているので、何か書くとなると、どうしても本のことになる。ほぼ毎日、本屋さんをのぞき、平均二、三冊は買ってしまうので、家の中は本だらけ。考えることもほとんどが古本のことだ。今回は呑気そうに見える見える私の一日がどんなに大変か、みなさんに知ってもらいたいと思う。 (本書P6「一月」書き出しより)
『古本のこ |
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