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『古書ミステリー倶楽部』(ミステリー文学資料館:編/光文社文庫)を読みました。 「本好き」という人種は多少の異常性を己の中に持つ。いわゆる「書痴」というやつだ。ましてそれが「古書好き」ともなれば、そのことに疑問の余地はない。 プチ書痴の性癖がある私にとって最も恐ろしい話は梶山季之氏の「水無月十三么九」。私はこの短編を『せどり男爵数 … [続きを読む] |
2014年10月の読書メーター
先月前半は週刊誌で朝日新聞の極悪非道ぶりを再確認。わかってはいたことだが改めて読んで怒髪天を衝くほどの怒りに打ち震えた私である。 『アイの物語』(山本弘)は久しぶりに記憶に残るSFであった。様々な示唆に富む素晴らしいSFである。今後、山本氏を追いかけることになろう。 『買えない味』(平松洋子)は私の読んだエッセイでベスト5には入るものであった。すばらしい … [続きを読む] |
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『(坂木司リクエスト!) 和菓子のアンソロジー』(坂木司ほか:著/光文社文庫)を読了。 まずは出版社の紹介文を引きましょう。 「和菓子」をモチーフに、短編を一作書いていただけませんか?読書家としても知られる『和菓子のアン』の著者・坂木司が、今いちばん読みたい人気作家たちに執筆を依頼。日常の謎を描くミステリーから、壮大な世界観を展開するSF、心温まる優しい怪談まで、さまざまな読み味の作品が揃いました。疲れたときに読みたくなる、宝箱のような一冊。
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『買えない味』(平松洋子:著/ちくま文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 電話一本で、ネットのワンクリックで、老舗の鍋セットや地方の旬の野菜、海産物が手に入る時代。それは便利だけれど、ホントにそれでいいのでしょうか?一晩寝かせたお芋の煮っころがし、土瓶で淹れた番茶、風にあてた干し豚の滋味…日常の中にあるおいしいものたち。お金では決して買えない味がある。自分の身の回りにある買えない味の数々を綴ったエッセイ集。第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。
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『なぜ朝日新聞はかくも安倍晋三を憎むのか ”報道という名の「反日巨大ビジネス」を糺す”』(田母神俊雄:著/飛鳥新社)を読みました。
まずは出版社による内容紹介を引きます。 8月5日、朝日新聞はついに吉田清治証言を「虚偽だと判断し、記事を取り消します」と認めた。事実に反する報道を20余年も放置して、日韓関係を破壊した責任を謝罪することなく、反対意見を「極右」「反知性主義」とラベリングして封殺する言論機関こそ、危険な存在ではない |
『じゃりン子チエ―チエちゃん奮戦記 (17)』を読みました。 今巻の主人公はなんといってもアントニオ・ジュニアだろう。ノイローゼになりかけのジュニアといったらたまりませんねー。こっぱずかしいキザ言葉といい、虚無的哲学がなんとも青臭くカワイイのだ。酸いも甘いも噛み分けた小鉄とのコンビネーションが絶妙!
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早朝から読書。 『愛書家の死』(ジョン・ダニング:著/ハヤカワ・ミステリ文庫)を読み終えました。 出版社の紹介文を引きます。 ある馬主が死に、その右腕だった男に呼ばれた古書店主クリフ。馬主の20年前に死んだ妻が長年かけて集めた蔵書を鑑定し、彼女の死後何者かに盗まれた蔵書の一部の行方も突き止めてほしいと言う。だが、盗まれた本が市場に出回った形跡はなく……深まる謎を解こうとするクリフは競馬界と古書界を行き来しながら、本を愛した一人の女性の人生へと踏み込んでいく。古書薀蓄に加えて競馬への愛も詰まった人 … [続きを読む] |
『らくたび文庫 No.035 京の路地裏案内』を読む。 大国町通松原下ル西側「あじき路地」の芸術村、宮川筋通団栗下ル東側「裏具」の手紙周り文具、大和大路通四条上ル西側「かね正」の鰻、新橋通花見小路西入ル北側辰巳小路内「小鍋屋いさきち」、柳馬場通小池下ル東側「火裏蓮花」のスイーツ、高倉通四条下ル西側「お数屋 いしかわ」のおばんざい、新町-室町路地「円屋」の串焼きと蕎麦、上長者町通千本東入ル1筋目下ル西側「はちはち」のスープ付日替りサンドイッチ、黒門通元誓願時上ル西側「美齢」の石焼麻婆豆腐、今出川通鞠小路西入ル2筋目下ル東入ル南側 … [続きを読む] |
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