ヒドリガモと同じ10月1日にやって来たのがマガモの夫婦。こちらも渡り鳥です。マガモのオスって本当は頭が緑色してるんです。しかーし、このオスの不気味な顔色は何でしょう(笑)実はマガモのオスは、繁殖期が終わると一旦羽が地味な色に生え変わるんです。そして次の繁殖時期が近づいてくるとまた緑色の羽に変わるんです。このオスは緑色に変わってる途中ってことです。なんとも忙しいですね。そもそも何故色が変わるのでしょうか。それは繁殖時期にメスが他の種類のカモのオスと間違がえないように羽が生え変わるのです。じゃあ、ずっと緑色でいればいいじゃーんと思いませんか?そこは自然界で目立たないように地味な色の方が敵に狙われるリスクが少ないからではないでしょうか。と、私の想像ですがね(笑)ちなみに非繁殖期の羽をしたオスのことをエクリプスと言います。次の写真の手前左側にいるのがマガモのメス。奥にいるのがカルガモです。マガモのメスとカルガモは一見同じように見えます。その違いはカルガモの羽根の後の方にちらりと見える翼鏡という部分が青いのがカルガモなんですよ。水中に頭を入れて水草を食べています。できたら顔を上げてほしいよなー(^_^;)もうずっとこんな調子なんだから。。。