『STORY BOX Jan.2011 vol.17 誤飲』を読みました。
仙川環氏の「誤飲」が再開。嘗てVol.1(第一回)、Vol.4(第二回)のときは、なんだか嫌な後味であまり好きではなかった。でも、今回はちょっとホロリとさせられた。作者に心境の変化があったか? 堂場瞬一氏の「異境」がついに完結。あさのあつこ氏の「結婚」、黒野伸一氏の「限界集落株式会社」、松尾清貴氏の「偏差値70の野球部」(松尾清貴)がイイ。ものすんごくイイ。
「誤飲」(仙川環)
第三回。
最後にホロリとさせられるとは意外だった。
「北上次郎の本の話」(第十七回「不眠」について)
佐藤雅美氏の『物書同心居眠り紋蔵』、村上由佳氏の『星々の舟』を読みたくなった。どちらも著者の名前すら知らなかったわけだが、北上氏に勧められると読みたくなってしまう。
「異境」(堂場瞬一)
最終回。
やったぜ!!
「初任」(長岡弘樹)
第六話 ”脱柵”
風間公親、近くにおきたくない男だ。
「候補(リスト)」(五條瑛)
第十三回。
もう我慢の限界です。いい加減、何の物語なのかはっきりさせてよっ!!
「限界集落株式会社」(黒野伸一)
第六回。
最高! グイグイ読ませる。それぞれの想いが錯綜してきて、今後の展開が気になる。集落営農の行方とともに、恋の行方もどうなるのか気になって気になって仕方がないぞっ!
「偏差値70の野球部」(松尾清貴)
第十三回。
ついに出た! 魔球?
「結婚」(あさのあつこ)
五人目。伊藤真澄。
今回もホロリとした。いい話だなぁ……
「狗賓童子の島」(飯嶋和一)
第十六回。
前前前善前前前前前前前々回より連載を細切れに読むのは無理と判断し飛ばしたまま。飯嶋さんゴメンナサイ。