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2013年12月29日(日) 

『作家の食卓』(平凡社 コロナ・ブックス)を読みました。

 

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


 

立原正秋の豚のもつ茹でから渋沢竜彦の甘鯛の唐揚げまで、作家たちが毎日、朝昼晩、家庭で食べていたメニューを再現。ほか作家たちの「好きな場所、愛した味」「作家のおやつ」「食卓をめぐるエッセイ」などを収録。


 

 作家は己のスタイルにこだわりを持つ。生き方にうるさいのだ。生き方にうるさければ、食事にもこだわる。たとえば、旅先で昼飯を食うとして、目についたもの何でも良いと云うわけにはいかない。あれでもない、これでもない、とメガネにかなうものを探しているうち、ついに食べることが出来ず東京に帰って行きつけの店に入ろうということになるほどややこしい人種だ。そうした人種がどんなものを好んだか、どんな店を贔屓にしたか、どんなことを書き、どんなことを語ったか、そうしたことをひもとくと人となりが露わになる。手本とすべき美質が際だって見えてくる。

 

 

 

 


閲覧数550 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/12/29 22:06
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