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2014年01月31日(金) 

「作り話だからこそ、託せる思いもあるんです。もしこの世界にあるものが現実だけだったら、物語というものが存在しなかったら、わたしたちの人生はあまりにも貧しすぎる・・・・・・現実を実り多いものにするために、わたしたちは物語を読むんです。きっとあなたのお父様もそうなさっています」

                           (本書P186より)

 

 

 『ビブリア古書堂の事件手帖<5>~栞子さんと繋がりの時~』(三上延・著/メディアワークス文庫)を読みました。

 本は作者の想い。紙に文が載せられるだけで、紙に絵が印刷されるだけで、その想いは普遍性を持つ。と、同時に永遠を獲得する。といってもその本がかたちとして存在する限りという限定付きではあるが。古書の良さはそこにある。とすれば、古書はコレクションだけで終わってはならないのかもしれない。本当にその本を読みたい人があれば、本当にその本を読むに相応しい人がいれば、本はその人のところまで旅をするものなのだろう。

 前作<4>から今作まで11ヶ月。また一年近く、辛抱しなければならないのか。三上さん、出来るだけ早く、お願いします。

 

 

 

 

 


閲覧数660 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2014/01/31 06:45
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