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2014年03月30日(日) 

『幸福な生活』(百田尚樹・著/祥伝社文庫)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑していた。こんな夜遅くに、なぜ彼女が俺の家に? 二人の関係はバレたのか? 動揺する俺に彼女の行動はエスカレートする。妻の目を盗みキスを迫る。そしてボディタッチ。彼女の目的は何か? 平穏な結婚生活を脅かす危機。俺は切り抜ける手だてを必死に考えるが……(「夜の訪問者」より)。愛する人の“秘密"を描く傑作集!

単行本未掲載「賭けられた女」を新たに収録

宮藤官九郎さん「嫉妬する面白さ――」

 


 

 

 

百田尚樹風ショートショート。たっぷり愉しませていただきました。ちょっと毒を含んだ最後の一行が秀抜。まるでよく出来た落語のオチのようだ。百田氏なら、新作落語も易々と創ってしまうのではないか。それほどに百田氏の人を愉しませる手練手管はきわめて巧みで、その手腕はあらゆる趣向の創作に発揮される。本書を含めこれまで百田氏の小説を7作読んだが、そのどれもが新鮮で少しも退屈させない。スゴイとしか言いようがない。

 

 

 

 


閲覧数561 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2014/03/30 10:06
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