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2014年06月20日(金) 

『セカンドウィンド(Ⅰ)』(川西蘭・著/ピュアフル文庫)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


 

溝口洋は、自転車で風の中に躍ることを好むクールな少年だ。中3になろうとするある日、峠道で揃いのウェアに身を包み、ロードバイクに乗る少年たちと出会う。そして、スピードを上げ遠ざかる彼らの背中を見ながら思った。負けたくない―。個性を磨き競い合う少年たちの姿を瑞々しく描く、正統派青春スポーツ小説シリーズ第一弾、書き下ろしで堂々登場。


 

 

 

 

『シャカリキ!』を読んだ勢いで、本棚に積読本となっていた本書を手に取った。坂道をロードバイクで下るが如く一気読みであった。「どうして、こんなに辛い思いをしなければならないのだろう?」 これは過酷なヒルクライムに挑戦した人の共通した思いだろう。楽になりたければ足を地面に付ければよい。だれもそれを止めはしない。問題は自分にそれを許すかどうかだ。自分に負けない。それこそクライマーの矜持。フォルツァ! 

 


閲覧数541 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2014/06/20 19:29
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