立川談志 ひとり会 落語ライブ’92~’93 第二巻 [DVD]で『文七元結』を聴きました。
江戸時代の五十両と言えば今で五百万円ぐらいでしょうか。その金を身投げしようとしている赤の他人にくれてやることができるか、それが出来るとする心意気を決して粋がらずおかしみを交えながら語るというあたりがこの噺の値打ちですね。談志師匠の語る人情噺、私は大好きです。