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2014年07月13日(日) 

『パイナップルの彼方』(山本文緒・著/角川文庫)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


 

私たちはまだ23歳だ。結婚する友達の幸福な顔は深文(みふみ)を幸せにした。だけど共感はしない。私の24時間はまるごと私のものだ。天堂という恋人もいる。この幸せな現実から、なぜ逃げ出したいのだろう。しかし平和はいつまでも続かなかった。恋人の転勤や職場での女性同士の諍い。現実に追いつめられた深文は、ハワイへと飛び出してパイナップルを送ってきた友人・月子に思いをはせる。自由な生き方を模索する姿を描く長編小説!


 

 

 

初・山本文緒です。北上次郎氏をして解説の中で「いやあ、読むなりぶっとんだ。ここには本物の才能がある!」とまで言わしめた小説となれば読まないわけにはいかない。私は北上氏を信用しているのだ。なるほど、頁をめくるごとに驚きがあります。ここに書かれているのはごく普通のOLの、ごく普通の日常であり、その日常の中での心象風景だ。しかしそのごく普通のOLの考えていることに驚きがある。いやいや、女性はコワイ。お人好しを絵に描いたような男の私などは、女性がほんとうに考えていることなど知らない方が幸せというものだ。 

 


閲覧数1,313 カテゴリ読んだ本 コメント2 投稿日時2014/07/13 23:26
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2014/07/14 00:51
    わたしもコワイこと、考えているんですか?
    次項有
  • 2014/07/14 05:46
    > ももたろうさん

    男の感覚からすれば、おそらく・・・
    次項有
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