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2014年12月06日(土) 
『ひょうたん』(宇江佐真理・著/光文社文庫)を読みました。
 
まずは出版社の紹介文を引きます。

本所五間堀にある古道具屋・鳳来堂。借金をこさえ店を潰しそうになった音松と、将来を誓った手代に捨てられたお鈴の二人が、縁あって所帯をもち、立て直した古道具屋だった。ある日、橋から身を投げようとした男を音松が拾ってきた。親方に楯突いて、男は店を飛び出してきたようなのだが……(表題作)。江戸に息づく人情を巧みな筆致で描く、時代連作集!

 
 
 
 
人は思い定めればいつでも真人間になれる。まして良い出会いがあればなおさらだ。自分だけならついつい楽に流れそうになるが、真心のあるつれあいを持てばそうもいかない。年の暮れに好い話を読みました。真心を持って真っ当に暮らしていれば幸せに巡り会える。全ての短編がそう思える逸話でした。そろそろ落語『芝浜』を聴く頃合いです。「来年も邪なことは考えず真っ当に生きる」と思い定めるとしましょうか。
それはそうと、宇江佐さんの体調が気になります。その後、お加減はいかがですか?

 

 

 

 

 


閲覧数1,588 カテゴリ読んだ本 コメント2 投稿日時2014/12/06 22:48
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2014/12/13 09:32
    まっとうに生きるってのは、なかなか骨のおれる時代です
    次項有
  • 2014/12/13 13:07
    > ももたろうさん

    なるほど。目先を利かせると、まっとうに生きるのが難しくなるような気もします。
    次項有
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