2015年8月26日
房日新聞読者コーナー通算62本目の掲載
それでは原文を公開します。



今年から館山市で海水浴場マナー条例がはじまりました。
海での遊泳やゴミにかすることのマナー・モラルについて、罰則はありませんが、大変大事なことです。
海岸でのゴミは幾分、投棄・散らかしは減っているようですが、その影響が館山の海水浴場以外の場所でおきています。
先日の館山花火大会も含め、館山以外の近隣のコンビニ・スーパー・道の駅、さらに地元民が使用するゴミ集積場などのゴミ箱に、明らかに館山の海岸では捨てることができなかったゴミの投棄が増えています。
これら含め、近年、千葉県内で安房地域がゴミの処理量が増加している原因ともいわれています。

私の地元の岩井の民宿街では。
ごく一部の良識ない宿泊客が真夜中、隣近所の迷惑をかえりみず大騒ぎしたり、飲酒で飲み過ぎてしまい、汚物を布団にだし、あげくの果てにその汚物を屋外にまき散らすようなケースがあることを聞きました。

観光レジャーは特定のお客さん・団体だけが楽しむだけでないです。不特定の多くの方々もいます。
私思うに、せっかく館山市でいい条例があるのですから、既存のポイ捨て禁止条例も包括し、あらたなマナー・モラルに関する条例・ルールを安房4市町の中で設けるべきであります。


この読者コーナーでも何度も書いていますが。
安房地域への道路事情が改善され、毎週末や連休に車の渋滞がおきるぐらいにお客さんがきます。一方で公共交通機関は利用者減少やダイヤ通りに到着しない問題がいっこうに改善しません。

私はぜひとも、この安房地域においてマイカー規制を導入してほしいです。

先日の館山花火大会。
帰りの内房線の臨時列車が例年より運行規模が縮小。しかしながら、九重や千歳方面からの見物客は、館山市内での渋滞を見越した上で、それぞれ最寄り駅に駐車可能な場所に車をとめてから、内房線を使う方が案外います。
本当にイベント開催のために公共交通機関の利用を促すのであれば。
例えば館山花火大会でしたら、南房総市の富浦本庁、千倉の朝夷行政センターにある駐車場を活用して、パークアンドライドのかたちによる協力をお願いするなどを考え、マイカーの乗り入れを抑えるようにしむけるべきです。

私は渋滞や混雑で長時間、お客さんがいやな思いをしてまで続けるイベントは、観光地としてけしていいとは思わないです。

以前にも書きましたが、アクアラインの800円に甘えるのでなく、どうしたら、長期的にきていただける観光地であるかを考えなくてはならない時期だと思います。