先日、千葉県庁防災政策課に、鴨川低地断層と三浦半島断層の地震被害を想定したシミレーション検討の要望に対する回答になります。 提出者 様 千葉県ホームページからお問い合わせいただいた件について、千葉県防災政策課からお答えいたします。 (1)鴨川低地断層帯について 千葉県では、平成10年度から平成12年度にかけて鴨川低地断層帯の調査を実施しました。調査では、活断層が存在する証拠は認められず、鴨川低地断層帯は活断層である可能性が低いと評価しました。 また、国においても、鴨川低地断層帯について、「活断層であるかどうかの確実な証拠に乏しく、活断層としての存在そのものについて疑問視した調査結果も報告されていることから、今後、本断層地帯の活動時期や活動性に関する確実な資料を得る必要がある。」と評価しているところです。 ついては、今後の国や研究機関等の動向を注視してまいりたいと考えています。 (2)三浦半島断層群について 三浦半島活断層群を震源とする地震については、平成19年度に千葉県が実施した地震被害想定調査において、M6.9の地震を想定して震度分布や人的・建物被害量等の調査を実施しています。この調査によると、富津市で最大震度6強が想定されています。(南房総市は最大震度6弱) **************** 千葉県防災危機管理部防災政策課 |