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ビストロ・パ・マルシリーズ第2弾『ヴァン・ショーをあなたに』(近藤史恵:著/創元推理文庫)を読了。
まずは出版社の紹介文を引きます。 下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マル。フランスの田舎で修業した変人シェフの三舟さんは、実は客たちの持ち込む不可解な謎をあざやかに解く名探偵。田上家のスキレットはなぜすぐ錆びる?ブイヤベース・ファンの女性 |
曾子曰 吾日三省吾身 為人謀而忠乎 与朋友交言而不信乎 伝不習乎
(中略)
「あれは『論語』だよ。海の向こうから渡ってきた、ひとの道を説いた書さ」 あいの考えている事がわかったのだろう。年子は難しい顔で室内に目をやった。 「蕪かじりの百姓の倅どもに論語など教えても無駄__中須賀の外からはそんな声も聞こえる。けれ |
『もの食う話』(文藝春秋編/文春文庫)を読みました。
出版社の紹介文を引きます。
鷗外、荷風、百閒、夢野久作、岡本かの子に、吉田健一、福田恆存、澁澤龍彦、筒井康隆、水木しげる……食にまつわる不安と喜び、恐怖と快楽を余すところなく描いた傑作の数々を収め、隠れた食のバイブルとして好事家たちの愛蔵書となった伝説のアンソロジーが、新装版で登場。新装版に際して、幻の名品を新たに収録。(解説 堀切直人) |
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『ぶたぶたの休日』(矢崎在美:著/徳間文庫)を読了。
まずは出版社の紹介文を引きます。
ある時は占い師、ある時は定食屋手伝い、はたまたある時は刑事の山崎ぶたぶた氏は、動き、喋り、働くピンクのぬいぐるみ(ほぼバレーボール大)。なにを隠そう、お父さんでもあるのだった!
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『宰相の二番目の娘』(ロバート・F・ヤング:著/創元SF文庫)を読了。
まずは出版社の紹介文を引きます。
過去にタイムトラベルして歴史上の重要人物を拉致、現代へ連れ帰り、そっくりのロボットを製作したあと本物は過去へ送り返す。それが自動マネキン社の商売だ。ビリングズの初仕事は、新しい展示計画《千夜一夜物語》の語り聞かせの場面を再現するため、9世紀へ跳んで本物のシェヘラザードを連れ帰ること。だが……シェヘラザードを確保したつもりが、それが15歳の妹ドニヤザードのほうだったとは。 |
『ジョナサンと宇宙クジラ』(ロバート・F・ヤング:著/ハヤカワ文庫SF)を読了。
まずは出版社の紹介文を引きます。 さわやかな9月の風のなかを空飛ぶフライパンに乗って、宇宙クジラが棲む遙かな銀河へ、巨人族が暮らす深い海の洞へと、冒険の旅に出かけてみませんか?それとも、辺境惑星一帯を爆笑の渦に巻きこんだ「愛しのメアリ・ルー」を上演中の宇宙船劇場のほうがよいですか?アメリカSF界でブラッドベリ、スタージョンと並び称される詩人ロバート・F・ヤングが、愛に渇き、倦怠に沈むあなたに贈る、心温まる珠玉の名品集 |
『春琴抄』(谷崎潤一郎:著/新潮文庫)を読みました。
ほぼ40年ぶりの再読。 やっかいな小説です。句読点や改行が無いのもやっかいだが、謎が多すぎる。謎を謎として楽しめばよいのかもしれないが、本当のところはどうなのか、谷崎に訊いてみたいという思いがぬぐいきれない。しかし、仮に私の目の前に谷崎が居たとして、それを訊ねるわけにはいくまい。なぜなら谷崎はこの小説で読者を試しているような気がするのだ。「君にこの世界が理解できるのかい?」と。 先日読んだ本『花筏 谷崎潤一郎・松子 たゆたう記 』(講談社文庫)を読んだところに … [続きを読む] |
『明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話』を読了。 題名が『明日のことはしらず』ということで、宇江佐さんの体調のことが気になった。しかし、あとがきを読むと今のところ安定していらっしゃる由、ほっとしました。ご病気にもかかわらず精力的に仕事をしていらっしゃるお姿を心から尊敬しております。私がもしそのような境遇にあれば・・・と考えたとき、なかな … [続きを読む] |
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