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『鴨川食堂』(柏井壽:著/小学館)を読了。 「”食”探します」 食堂を訪れる客の依頼により、今では食べることの出来ない思い出の食べ物を探しだし、再現し提供するという趣向。断片的な手がかりから思い出の味を再現しなければならず、その点でミステリー小説の趣があるものの、この小説はむしろ人情小話といったほうがぴったりくる。人には誰にも思い出の味があり、 … [続きを読む] |
『その女アレックス』(ピエール・ルメートル:著、橘明美:訳/文春文庫)を読了。 まずは出版社の紹介文を引きます。 「週刊文春2014年ミステリーベスト10」堂々1位! 「ミステリが読みたい! 」「IN POCKET文庫翻訳ミステリー」でも1位。 早くも3冠を達成した一気読み必至の大逆転サスペンス。貴方の予想はすべて裏切られる――。 おまえが死ぬのを見たい――男はそう言って女を監禁した。檻に幽閉され、衰弱した女は死を目前に脱出を図るが……。 ここまでは序章にすぎない。孤独 … [続きを読む] |
『てるてるあした』(加納朋子:著/幻冬舎文庫)を読了。 まずは出版社の紹介文を引きます。 親の夜逃げのため、ひとり「佐々良」という町を訪れた中学生の照代。そこで彼女が一緒に暮らすことになったのは、おせっかいなお婆さん、久代だった。久代は口うるさく家事や作法を教えるが、わがまま放題の照代は心を開かない。そんなある日、彼女の元に差出人不明のメールが届き始める。その謎が解ける時、照代を包む温かい真実が明らかになる。 |
本日の一献は「小鼓 純米大吟醸 路上有花 葵」(ろじょうはなあり あおい)です。
昨日いただいたT氏からの贈り物です。こんなイイ酒、申し訳なくもウレシイです。
「小鼓」が俳人・高浜虚子の命名であることは有名なところ。
冒頭、引いた 「蒲公英や一座々々の花盛」 を詠んだ西山泊雲は、この「小鼓」の醸造元・西山酒造場の3代目社長とのこと。
本を読みながら、ちびちびやっております。
今日、読んでいるのは加納朋子「てるてるあした」。
躰も心もほっこり温かくなってき … [続きを読む] |
『銀翼のイカロス』(池井戸潤:著/ダイヤモンド社)を読了。 まずは出版者の紹介文を引きます。 半沢直樹シリーズ第4弾、今度の相手は巨大権力! 新たな敵にも倍返し! ! 頭取命令で経営再建中の帝国航空を任された半沢は、 500 億円もの債権放棄を求める再生タスクフォースと激突する。 政治家との対立、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い ――プライドを賭け戦う半沢に勝ち目はあるのか? |
『やくざ監督と呼ばれて ~山陰のピカソ・野々村直道一代記』(野々村直道:著/白夜書房)を読みました。 マスコミは報道するとき、必ずしも事実を伝えない。事実の一部を切り取って伝える。意図的に一方の事実を隠して伝えることもある。しばしばその事実に色をつけて(マスコミからすればメッセージのつもりだろうが)伝える。たまに脚色の範囲を超えてウソも書く。(これは … [続きを読む] |
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