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「どんな戦争でも終わらなかった戦争はない。まして今度のは早く終わる。同じ民族の東と西の代理戦争だからな。それに、世界はまだこの間の大戦で疲れている。疲れていないのはマッカーサーぐらいだろう」 と言い、 「戦争が終わった時、すぐ平常の状態に戻れるよう、GHQの協力要請も六分通して四分断るつもりで当たってくれ」 と指示した。 「ドッジの経済安定九原則は、うやむやになると思いますが」 と、正芳は思い切って質問してみた。吉田は、 「その時、君な |
『じゃりン子チエ 9』(はるき悦巳・著/双葉社 ACTION COMICS)を読みました。
雷蔵からの手紙を焼いてしまうヨシ江はん。このシーンが切ない。『じゃりン子チエ』を思うとき、私はいつもこのシーンをある種の哀しみと温かみをもって思い起こすのだ。人を好きになるという気持ちの美しさ、温かさ、切なさをピュアに描ききった「雷蔵からの手紙」のエピソードを私は決して忘れることができない … [続きを読む] |
レイモンド飛田 ・・・・・・・・・・・・・ チエ 図々しい奴っちゃなぁ レイモンド飛田 これだけ・・・? ヨシ江 え・・・ レイモンド飛田 これで全部? チエ ほっといて・・・・・・ レイモンド飛田 ここで みんな 寝てるの ヨシ江 エッ・・・ |
『じゃりン子チエ 7』(はるき悦巳・著/双葉社 ACTION COMICS)を読みました。
今巻でチエちゃんは”遺伝”について悩む。運動会での父兄による地区対抗リレーに絡むいきさつの中で、ヨシ江さんとテツのなれそめが垣間見えた。ヨシ江さんの勘違いがかわいい。とりあえずチエちゃんはヨシ江さんの良いところを一杯引き継いでいることが判った。よかった、よかった。チエちゃんも … [続きを読む] |
『さんだらぼっち - 髪結い伊三次捕物余話』(宇江佐真理・著/文春文庫)を読みました。 己の欲望のために人を殺めてもと思う者が居る。一方、自分の大切な人のためなら己を犠牲にすることも厭わない者が居る。惚れた人と一緒にいたいから、己のこれまでの人生をうっちゃってしまう者も居る。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」 世の中、捨 |
小鉄 そろそろ 春やなあ アントニオJr. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ 不安や 小鉄 ? アントニオJr. 小鉄・・・ おまえ なんか こわぁならんか
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髪、切ったんですね。 ああ、はい。大船は俯いてしまった。なにかとてもまずいことを口にしたようだった。もしかしたら切ったことを後悔しているのかもしれない。 『恋しくて』って映画、ご覧になったことあります? 二十年くらい前の映画なんですが。 大船が顔をあげた。目を大きく見開き、何年か前にツタヤでビデオ借りて観ました、と言った。 あれにでてくる、髪の短い子。名前なんていったかなぁ。長い名 |
『余寒の雪』(宇江佐真理・著/文春文庫)を読みました。
七編の短編集。宇江佐さんらしい機微にあふれている。宇江佐さんの小説にはやはりハッピーエンドが似合う。その意味で「梅匂う」と「余寒の雪」が良い。素敵なラブストーリーでした。逆に「出奔」と「蝦夷松前藩異聞」は好みではない。宇江佐さんとすれば実験的な作品なのかもしれない。
本の裏表紙の紹介文を引いておきます。 男髷を結い、女剣士として身を立てることを夢見る知佐。行く末を心配した両親が強引に子持ちの町方役人と祝言を挙げ |
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