今の日本の国会議員は行く末寒いですね
企業も何か寒い大手が出て来てまする
日本は沈没を勧めているんでしょうか!?
昨日の夕刊で、スーパーコンピュータ「京」を使った理化学研究所が、スパコンのノーベル賞といわれる「ゴールド・ベル賞」の最高性能賞を受賞したニュースが報道されていました。物理屋の端くれとしては、なんとも誇らしいことに大きな喜びを感じます。受賞理由が、金属線内部に流れる電子の動きを超微細なレベルでシミュレーションし、より性能の高い半導体設計に貢献したとのこと。圧倒的な計算能力をフル活用(2/3)して得られた成果は、今後の社会に大きな効果をもたらすことでしょう。 これに対して、先日行われた国会による事業仕分けのお粗末なこと。昨年一度仕分けされて100億円以上の予算が削減、さまざまな罵声を浴びせられた科学者たちが一念発起してプロジェクトを遂行しているにも関わらず、あたかも「無駄遣い」「予算過多」のような発言を繰り返す国会議員のパフォーマンス、見るに堪えませんでした。 科学技術の進歩は、そろばんだけでは弾くことはできません。また科学技術の進歩なくして、いまの社会は成立しないのです。仕分け人はもっと現場を勉強してきちんとした判断をして欲しいものですし、自らを律することのできない国会議員には仕分ける資格はないといっても差し支えないのではと思います。 |