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2011年11月19日(土) 
昨日の夕刊で、スーパーコンピュータ「京」を使った理化学研究所が、スパコンのノーベル賞といわれる「ゴールド・ベル賞」の最高性能賞を受賞したニュースが報道されていました。物理屋の端くれとしては、なんとも誇らしいことに大きな喜びを感じます。受賞理由が、金属線内部に流れる電子の動きを超微細なレベルでシミュレーションし、より性能の高い半導体設計に貢献したとのこと。圧倒的な計算能力をフル活用(2/3)して得られた成果は、今後の社会に大きな効果をもたらすことでしょう。

これに対して、先日行われた国会による事業仕分けのお粗末なこと。昨年一度仕分けされて100億円以上の予算が削減、さまざまな罵声を浴びせられた科学者たちが一念発起してプロジェクトを遂行しているにも関わらず、あたかも「無駄遣い」「予算過多」のような発言を繰り返す国会議員のパフォーマンス、見るに堪えませんでした。

科学技術の進歩は、そろばんだけでは弾くことはできません。また科学技術の進歩なくして、いまの社会は成立しないのです。仕分け人はもっと現場を勉強してきちんとした判断をして欲しいものですし、自らを律することのできない国会議員には仕分ける資格はないといっても差し支えないのではと思います。

閲覧数1,203 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2011/11/19 06:55
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2011/11/19 08:13
    今の日本の国会議員は行く末寒いですね

    企業も何か寒い大手が出て来てまする

    日本は沈没を勧めているんでしょうか!?
    次項有
  • 2011/11/19 08:19
    > サンライト39さん
    偉い人たちがアホだから、下克上の時代がこれから始まるんです。チベットに学び直させてもらい、いまこそ日本再生のチャンスです♪
    TVの前でパフォーマンスに走るアホな議員を選んだのは紛れもなくわたしたち国民です。国民の意識が低すぎるのはどうしてなんでしょう。大学・高校で若者と直接関わりながら思うのは、本来革新的な意欲に燃えるべき若年層の無力感の要因に教育の衰退が大きく関わっているように感じずにはいられません。また、老年者はマスコミの一方的な報道(?)に煽動されている傾向が強すぎるようで、我が家のお婆さんなどはTVで独善的な司会者の語りに完全に洗脳されています。どうすれば(ブータン国のように)「賢い国民」になれるのか、みんなで考え実践しなくてはなりませんね。
    次項有
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