> ももたろうさん
ほくも。ももたろうさんと一緒で、だれかと議論している間にひらめくことが多々あります。そのような「思いつき」を「企画」まであげて「実践」につなぐプロセスがとても楽しいです。
これはこれでいいと思うのですが、やはり限界があるのでいかに整理するかを考えることも大切で、それが小川さんの「祈り」では「沈思黙考」の時間なのでしょう。
昨日は、8月15日に不慮の交通事故で急逝した友人の「お別れ礼拝」に東京の早稲田奉仕園スコットホールに出かけました。友人とは、「愛・地球博」の市民参加事業プロデューサーや「開国博Y150(横浜港開港150周年祭)」の総合プロデューサーとして活躍したビッグバン・ハウス株式会社代表取締役の小川巧記さん。「震災」「津波」「原発」「風評」の四重苦に加え「風化」という災害に見舞われている福島の復興支援を人と人のつながりを再構築・活性する取り組みで実現しようと、時には共に知恵を絞り、時には指導してくれたよき兄貴という存在でした。 牧師でもあった故人をキリスト教の礼拝で偲ぶという流れで進められたお別れ会の中で、パートナーであり弟子でもあった奥様から「小川さんの人生の考え方を変えて救った」という聖書の一節が紹介されました。 You can make many plans, but the LORD's purpose will prevail. (Proverbs 19:21) 「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。」箴言19:21 この言葉に触れるまでの小川さんは、持ち込まれたり巻き起こったりするさまざまな作業を必死にこなすことに心身ともに疲れ果てて、人生に行き詰まってしまっていたそうですが、「人がいくら計画しても、結局は神が決めたことしかうまくいかないということなら、神に何が成るのか訊いてみよう」と、毎朝長い時間をかけて静に祈る時間を欠かさなくなったそうです。そのとたん、いろんな事柄がうまく動き始めて、会社だけでなく家族と過ごす時間が十分に与えられるようになったとのことでした。 彼に神の啓示があったかどうかはぼくには分かりませんが、必死に追いまくられる状態を解決しようと努力するだけでなく、静かに考える「とき」が、彼の明晰な頭脳の本来の能力を呼び覚まして、すべてを事前に整理して対応させてくれたのではないかと思います。 一気にここまで駆け抜けてきましたが、この聖書のことばを思い起こしながら、静かな時間を持ちながらすべてを整理する大切を知り、その努力をしてみようと思いました。 小川さん、「SATOYAMA」のこと、もう一度しっかり考え直してみますね。どうぞ天国で見守っていてください。 合掌(アーメン) |