伊丹の学生さんたち元気でやる気ありますからね
まちづくりはひとづくりを実践されてます
> 釣大好きさん
伊丹に招待しましょうか?
伊丹育ち合いプロジェクトは、10年前から伊丹市立伊丹高校情報科の授業として、関西学院大学全学共通科目「地域フィールドワーク伊丹」との高大連携で展開されている、「若者の地域に根ざした活動が活発になれば、地域が活性化できる」という仮説を実証的に実践した地域活性化事業です。 リアルな社会活動とともに、学校と地域社会とを橋渡しし支える仕組みとして地域SNS(「いたまちSNS」)を導入・活用し効果を上げています。全国でも希少な教育現場への地域SNS導入事例です。地域SNSを活用することによって生徒の自発性を生み出し、その意欲に触発され地域が変わっていることを受けて、「伊丹育ち合い(共育)プロジェクト」と名付けています。 本プロジェクトは、若者が社会適応できず自信を失っていることに対して何かできないかと考え、平成15年度から高校で実施されている新しい教科である情報科で地域活性化を場とし、情報社会に適応する力(社会人基礎力)の育成をねらって企画されました。 地域での学びには、多くの人のネットワークという環境が必要です。生徒にとって学校における教員との関係だけではなく、多様な人との関わりを持つことによって苦労も少なくありませんが、想定を越えた多くのことを学んでいます。 また、商店街におけるイベント(「ハロウィンパーティ」や「100円商店街」)の場で、商店主や地域の方々との共同作業を通じて人との繋がりや信頼、絆を体得しています。 地域活動を支えているのがいたまちSNSです。平成19年度から活用を開始しており、現在会員数が1572名(高校生682名、卒業生400名、一般490名、平均年齢が23.2歳:平成23年2月10日現在)。ハロウィンパーティを企画運用している9月の1か月では、アクティブユーザー数(1週間以内)が369名、メッセージが3877でした。 プロジェクトの効果としては、伊丹市役所市民まちづくり課から委託されている「伊丹市立伊丹市民まちづくりプラザ」(阪急伊丹駅3階)の活動に生徒が自発的に参加し、新しい動きを作り出していることです。例えば、市会議員と一緒に障害者支援活動に取り組むなど、地域の課題に積極的に取り組んでいます。若者たちが自信(自己有用感)を持って、地域の課題に楽しみながらも果敢に取り組んでいる姿を見ることができることで、地域の人たちが自分たちも頑張るんだという声を聞けていることが最大の効果であろうと考えられます。 本年度は、下記の要領で校外での成果発表会を実施します。生徒・学生てづくりの発表会ですが、保護者や教育関係者だけでなく、行政、地域づくり実践者にも大いに参考になる企画ですので、奮ってご参加ください。 日時:平成25年3月10日 13:00-16:30 伊丹市立図書館「ことば蔵」1F交流フロア 兵庫県伊丹市宮ノ前3-7-4 TEL.072-783-2775 対象:生徒、保護者、市民等 内容:生徒・学生の実践発表、全体会 プログラム(予定) 12:30 受け付け開始 13:00 開会 13:05 基調講演 関西学院大学教授 加藤晃規氏 13:35 成果報告会 ・生徒代表による取り組み報告 ・大学生による取り組み報告 ・活動報告書贈呈(伊丹市商工振興課長) 14:40 全体会 テーマ『地域の課題を語ろう』 ファシリテータ 総務省地域情報化アドバイザー 和崎宏氏 16:10 総括 加藤晃規氏 学校長謝辞 16:30 閉会 |