2014年9月9日 房日新聞社読者コーナー 通算46本目の投稿掲載 以下、投稿本文原文を公開します。 8月号の南房総市の広報誌に、9月と10月に2年ぶりに市政懇談会開催の掲載がありました。 私はこの読者コーナーの場を通じて、度々、南房総市の市政に関して申し上げてきました。 来る懇談会、いずれかの会場に出向いて、あらためて石井市長へお考えを直接お聞きしたい。 その中で。 住民の皆様の最大の関心事は、市役所の新たな庁舎建設と、合併10年後の平成28年以降の市の財政のことと思います。 昨年6月、旧町村の支所=地域センターの廃止の発言、今年4月選挙のあとに市役所新庁舎建設の件の発言。 この2つの石井市長の発言は、相反するのではないでしょうか。 また、6月の市議会で取り上げられた白浜コミセンの件。 白浜地域センターの建物、はまゆう、フローラルホールの行く末が、まだ、はっきりしていない中での建設の話であり、私に限らず、困惑されている白浜の方々が少なくないのではないだろうか。 これらの施策について、石井市長はどう説明をされるのか。整合性がとれているのでしょうか。 財政の件について。 具体的にどのような厳しい場面が想定をされるのか。 支所の廃止だけでなく、あらたな合理化が生じることがあるのかどうか。 少なくとも、この8年間の南房総市の事業・施策の仕分けではありませんが、きちんと検証し、無理無駄がなかったかどうかはっきりさせた上で、言われている約30億円の財源不足に対する取り組みを考えるべきではないでしょうか。 それ以外に。 住民サービスで、特に福祉に関わる窓口の手続きについて。 現状のままで大丈夫なのか。移動困難の方に対する配慮を考えているのかどうか。 バリアフリー施設などについて。 合併以来、具体的な施策の取り組みがなされていないように見受けます。 市内全域で現状調査と必要な改修などをやってきたのかどうか。 実証実験の乗合タクシーが7月いっぱいで運行を終了した。 公共交通の問題は、市町村ごとでなく広域行政、つまり、安房4市町で取り組むべきではないだろうか。 今年の夏は全国各地で突発的な大雨により、甚大な被害がおきています。 南房総市は過去に、土砂災害警戒情報を出すべき状況にもかかわらず、職員が少ないため、すぐに対応ができなかった事例があります。 要援護者の支援も含め、南房総市の災害・防災に対する取り組みがどうなっているのか。 これらが私が石井市長におたずねをしたい内容です。 市政懇談会にはできる限り多くの方が足を運んでほしいです。思っていることや不満に感じていることを懇談会で言わないで、それ以外の場で言っても何も変化はおきません。 是非、多くの方が率直に市長へ語りかけてほしいです。 |