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2013年01月18日(金) 

 彼は泣き出しそうな顔で、それでも笑った。

「まるで呪いだな・・・・・・」

「呪い?」

「彼女のライオンのことを思うと、ぼくはこの先、怪我をすることも薬物に手を出すことも、辞めることもできないじゃないか」

 そのことばにぼくも笑う。


閲覧数914 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/01/18 08:07
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2013年01月14日(月) 

「さ、もう寝なさい。もう一時近いぞ」
 香な子はまだなにかいいたかった。だけど頭の中でそれがまとまらず布団の中に入った。
 廊下にでてドアをしめようとするお父さんを呼び止めた。
「なんだ?」
「お父さんはお父さんの未来を考えて生きてね」


閲覧数1063 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/01/14 23:32
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2013年01月12日(土) 

「のう、たえ子ねえちゃん、わし、どうかしたんじゃろうか。泣けてくるんよ、なんや知らんけど、美佐子とアキラを見とったら涙が出てくるんよ、うれしいのに泣いてしまういうて・・・・・・わし、おかしいじゃろう?」

 カウンターに突っ伏して、涙声で言う。

「幸せいうて、こげなもんなんか。初めて知った。幸せすぎると、悲しゅうなるんよ。なんでじゃろう、なんでじゃろう


閲覧数2103 カテゴリ読んだ本 コメント6 投稿日時2013/01/12 12:22
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2013年01月09日(水) 

『和菓子のアン』(坂木司・著/光文社文庫)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引いておきましょう。

 

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。

 

 

閲覧数1788 カテゴリ読んだ本 コメント6 投稿日時2013/01/09 01:01
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2013年01月09日(水) 

お姉さんはスマートなイルカみたいである。体操をしてぴょんぴょんとはねるたびに、おっぱいがゆれている。お姉さんのおっぱいを見ているうちに、イルカはほ乳類だからおっぱいがあるのだとぼくは気づいた。けれどもイルカのおっぱいはどこにあるのだろうか。イルカの赤ちゃんはどうやっておっぱいを吸うのだろう。海水もいっしょに口に入ってきて、塩からくならないのだろうか。さらにぼくは考えた。イルカにおっぱいがあるならば、シロナガスクジラにもおっぱいがあるのだ。シロナガスクジラの赤ちゃんは生まれたときか


閲覧数643 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/01/09 00:31
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2013年01月02日(水) 

”世界平和のために何ができるかですって?
 家に帰ってあなたの家族を愛しなさい。”
                              <マザー・テレサ>

 

『暴走家族は回り続ける』(木下半太・著/講談社文庫)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。

「悪夢シリーズ」の著者が描く、史上最悪の家族旅行!
愛って、絆って、家族って、……意外すぎる結末に、涙と


閲覧数1688 カテゴリ読んだ本 コメント2 投稿日時2013/01/02 16:06
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2013年01月01日(火) 

美の旅人 スペイン編  1 (小学館文庫)美の旅人 スペイン編 1 (小学館文庫)感想
ゴヤから始まり、ベラスケス、エル・グレコ、そして再びゴヤとスペインの絵画を巡る旅を通じてスペインを、そしてスペイン人を知ろうとする。スペイン


閲覧数875 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/01/01 03:42
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2013年01月01日(火) 

仏果を得ず (双葉文庫)仏果を得ず (双葉文庫)感想
一流のものだけが一流を知る。一つのものを至上と思い定めて他のものは失っても仕方なしと覚悟する。そうしなければ到達できないほどの高み。それほどの高みがあることを知るのは、その高みに至る途上にあ


閲覧数602 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/01/01 03:36
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2013年01月01日(火) 

東京バンドワゴン (集英社文庫)東京バンドワゴン (集英社文庫)感想
これは家族の愛と笑いと涙のドラマです。家族とは、人生とはかくあるべしという物語。しかもその舞台が古本屋となれば本好きで情にもろい私にはたまらない。また一つお気


閲覧数967 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/01/01 03:21
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2013年01月01日(火) 

2012年の読書メーター
読んだ本の数:142冊
読んだページ数:42476ページ
ナイス:33978ナイス
感想・レビュー:142件
月間平均冊数:11.8冊
月間平均ページ:3540ページ

作家の酒 (コロナ・ブックス)作家の酒 (コロナ・ブックス)


閲覧数853 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/01/01 03:12
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