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2012年10月05日(金) 

2012年9月の読書メーター

 

読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3879ページ
ナイス数:2678ナイス

 

 先月はなかなか良い読書をした。『美亜へ贈る真珠』カバーの画は全くいただけないが、中の小説は粒ぞろいの真珠の如くすばらしかった。時をテーマにしたロマンティックSFは中年のオッサンの心を鷲づかみした。何度も読み返したい。時空を超えた恋をテーマにした物語といえば、読みたいと念願していた『たんぽぽ娘』をつい


閲覧数695 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/10/05 21:10
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2012年09月28日(金) 

 パブロはあの暗闇のような瞳をじっとヤドヴィガに向けていましたが、

「あんたルソーと付き合ってるのか」

 ふいに言いました。まったく、この男は、いつも突拍子もないことを言い出します。ヤドヴィガは声を立てて笑いました。

「ご冗談でしょ。誰が、あんな貧乏臭い男と・・・・・・」

「そうかな」とパブロは、鋭い目にかすかな笑みを宿して言いました。

「本気であの人の女神になってやれよ。それであんたは、永遠を生きればい


閲覧数645 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/09/28 00:31
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2012年09月22日(土) 

ピカソは言っている。

「私は見るものを描く。ある時には、ある形で、他の時には他の形で。私は考えこんだことが無いし、試してみたこともない。何かを言いたいと感じた時には、感じた通りにそれを言う。絵画に中庸はない」

                            (『美の旅人 フランス編Ⅲ』P138より抜粋)

 

 『美の旅人 フランス編』(伊集院静:著/小学館文庫)を読みました。オールカラーの文庫3巻だてです。『美の旅人』にはこれより先にスペイン編が書かれてい


閲覧数1684 カテゴリ読んだ本 コメント2 投稿日時2012/09/22 10:37
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2012年09月16日(日) 

その花入も高麗井戸と同様・・・・・

作為なく絶妙にひずんでおる・・・・・

いわば神が創り賜うた偶然の産物・・・・・

野に佇む樹や石の美しさと同じと見てよい。

             (第九十七席 「サマーソルジャー1593」より)

 

『へうげもの 七服』(山田芳裕・作/講談社文庫)を読みました。

 

閲覧数627 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/09/16 07:03
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2012年09月16日(日) 

あなたは世に何を広めたいのですか?

創ったものにて 何をなさろうとしておりますか?

それがわからずば・・・・・

創造する意味などなく・・・・・

人々の心を打つことはないでしょう・・・・・

己を見つめ直しなされ

見つめて・・・・・・

閲覧数671 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/09/16 06:45
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2012年09月15日(土) 

『へうげもの』ってどんな漫画? と聞かれたら、私はこう答える。

 

「激しい愛が、いかにしてものの価値や人々の美意識を変えていったかを描いた作品だよ」

 

 

                    (三浦しをん氏の「解説」より)

 

『へうげもの 五服』(山田芳裕・作/講談社文庫)を読みました。

 

 

まずは


閲覧数684 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/09/15 18:54
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2012年09月15日(土) 

要は重うならんことだ

 

世の中万事 移り変わるものよ

 

凝り過ぎて 重うなっては 蝸牛の如く身動きとれず 格好悪い

 

物も生き様も軽うなければの

 

                    (第四十四席「Relax」より)

 

『へうげもの 四服』(山田芳裕・作/講談社文庫)を読みました。

 

閲覧数666 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/09/15 17:50
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2012年09月15日(土) 

 ぼくのお母さんは、ふみちゃんを見て、よくこう言う。

 みんなより、ほんのちょっと早くおとなになっちゃってるのよね。かわいそうに、あんた早く追いついてあげたら? と。

                                     (本書P31より)

 

 

 

『ぼくのメジャースプーン』(辻村深月・著/講談社文庫)


閲覧数582 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/09/15 06:51
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2012年09月07日(金) 

月さびよ・・・・・・

   明智が妻の・・・・・・

      咄(はなし)せむ

                    (三十二席「時代は変わる」より)

 

『へうげもの 三服』(山田芳裕・作/講談社文庫)を読みました。

 

 

まずは出版社の紹介文を引きます。

閲覧数967 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/09/07 22:11
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2012年09月06日(木) 

 過去からの時間と未来からの時間が、すれちがう刹那の愛。それが私たちだった。

 出会いも、愛の形もそれぞれに奇妙なしかし真実の愛。だからこぞ、私たちは、必死で、おたがいのすべてを知りたがった。「私、年をとったら、どんなおばあちゃんになるのかしら」

 無邪気に時尼は私に尋ねた。「可愛いおばあちゃんだった」そう私は答えた。

                                               (P218より抜粋)

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閲覧数699 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/09/06 07:07
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