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Casa BRUTUSの創刊150記念企画。
『いま一番行きたい美術館はどこだ!?』
このタイトルをつけられると読まないわけにはいきません。
私の一番行きたいは「越後妻有アートトリエンナーレ2012」。 でも行けない。 トリエンナーレとはなにかを調べてみた。 「3年に一度」ということらしい。 ではトリエンナーレ2015に行けば良いではな … [続きを読む] |
8月の読書メーター
先月は終盤になって仕方なく小説以外の本を数冊読んだ。その間、小説を読めず苦しい思いをした。今、文庫本を鞄に入れて持ち歩き、小説を読める幸せをかみしめている。 先月も多くの収穫があった。米澤穂信氏の<古典部>シリーズ最新刊『ふたりの距離の概算』がなかなか良かった。これは<小市民>シリーズも読まねばなるまいと『春 … [続きを読む] |
恋愛には障害がつきものだ。たとえば距離。長距離恋愛が往々にして破局を迎えるのは、思った以上に障害が大きいからだろう。 しかし、愛が深ければ、距離という障害は克服できる。ならば、障害が時間だったら? (本書P10より引用)
『時の娘』(ジャック・フィニイ,ロバート・F・ヤング,他:著/創元SF文庫)を読みました。 このところ数ヶ月、ロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』が読みたいと念願しておりますが … [続きを読む] |
『へうげもの 二服』(山田芳裕・作/講談社文庫)を読みました。
本能寺の変、秀吉陰謀説ですか。いや実行犯説として描いています。なかなか思いきっています。斬新です。しかし、そのような秀吉像であればこそ、これからの秀吉と利休とのからみが面白そうだ。利休はどうして秀吉から死を賜ったのか。そして、古田織部はそれをどのようにとらえ、どのように振る舞うのか。秀吉と織 … [続きを読む] |
『世流に逆らう』(対談:佐伯快勝 アレックス・カー/北星社)を読みました。 私の知人の千田草介氏がふたりの対談を原稿に起こされたそうです。
佐伯快勝氏は浄瑠璃寺住職で真言律宗総本山西大寺の宗務長も務める人。対するアレックス・カー氏は一九七三年に徳島県祖谷の茅葺き古民家に惚れ |
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「ミラちゃん。ミラちゃんの一番大事なものってなんや?」 健は聞いた。唐突な質問にミラちゃんは目をぱちくりさせた。 「なんやろなあ。一番て選べへんわ。お母さんも健せんせも友だちも義太夫も大事やから」 「俺は選べる」 と健は言った。「真智さん、俺にとっての一番は未来永劫、義太夫なんです。 |
「これ、誰が持ってきたんだ」 「あたしです」 と大日向が小さく手を挙げる。 「なんですか、あたしのポテトチップスじゃ食べられませんか」 どうしてそんなことを言い出したものやら。 「黒い猫でも白い猫でも、菓子をくれるのはいい猫だ」 |
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