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2012年06月30日(土) 

『乙嫁語り 1巻』(著者:森薫/BEAM COMIX)を読みました。

 

 

 

読書メーターのサイトでとても評価が高いコミックです。表紙写真を視て下さい。素晴らしい画です。この民族衣装、素晴らしく緻密に描いてあります。

そのうち読もうと思っていたところ、古本屋さん(やっさんの店)で第1~3巻セットで500円の値がついていました。本の帯も着いていて、読者アンケートはがきもちゃんと付


閲覧数2289 カテゴリ読んだ本 コメント2 投稿日時2012/06/30 20:41
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2012年06月30日(土) 

「ポケットを」

 少女はもう一度言った。

 エドワードは少女のポケットを探る。白いハンカチーフが出てきた。

「ああ」

 手に持たせてやると、少女は安心したような溜め息をついた。

「やっと、渡せるわ。ね。エリザベスから、エドワードへ」


閲覧数728 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/06/30 12:11
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2012年06月29日(金) 

「ただね、父もわたしも、状態の悪い方の『春と修羅』に愛着があったの。いかにもあの本を愛した人たちの手を経てきたようで・・・・古書としての価値には関係なく、わたしたちにとっては大切な一冊だった」
 俺には共感できる言葉だった。以前栞子さんが言っていたように、古い本には本そのものにも物語がある。
                                      (本書P220より)

 

 

『ビブリア古書堂の事件


閲覧数683 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/06/29 19:59
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2012年06月26日(火) 

里志のモットーで俺が知っているのは二つ、一つは「ジョークは即興に限る、禍根を残せば嘘になる」だが、もう一つは「データベースは結論を出せない」だ。

                            (本書P154より)

 

『愚者のエンドロール Why didn't she ask EBA?』 (米澤穂信・著/角川文庫)を読みました。『氷菓』につづく<古典部>シリーズの第二弾である。人の死なない日常のミステリはなかなか良いです。<円紫さんと私>シリーズ、東京バンドワゴン・シリーズ、ビブリオ古書堂の


閲覧数1448 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/06/26 22:48
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2012年06月23日(土) 

「云ったってしようがないことは云わないほうがりっぱだわ。」

                             (本書P188より)

 

 『おとうと』(幸田文・著/新潮文庫)を読みました。

 私が参加している月イチの読書合評会「四金会」の6月課題本です。

 

 

 

 まずは裏表紙の紹介文を引きます。

閲覧数1645 カテゴリ読んだ本 コメント2 投稿日時2012/06/23 07:16
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2012年06月17日(日) 

 今年もまた文化祭がやってきた。 

 


 関谷先輩が去ってからもう、一年になる。
 この一年で、先輩は英雄から伝説になった。文化祭は今年も五日間盛大に行われる。
 しかし、伝説に沸く校舎の片隅で、私は思うのだ。例えば十年後、誰があの静かな闘士、優しい英雄のことを憶えているのだろうか。最後の日、先輩が命名していったこの『氷菓』は残っ


閲覧数1985 カテゴリ読んだ本 コメント6 投稿日時2012/06/17 08:12
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2012年06月14日(木) 

「ただねぇ」

 母親が案ずるような声になった。

「私が言うのも何だけど、あの子の入れ込んでも報われるかどうか分からないわよ。芝居以外のことにはホントに無頓着だから」

「いいんです」

 牧子は即答した。

閲覧数722 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/06/14 08:45
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2012年06月09日(土) 

店にあるときの古本は静かに眠る。これらの本を書いた人間たちは、すでにほどんど全員死者の列に連なっている。ここに残されているのは、この世にはもう存在していない者たちの、ひっそりとした囁き声だ。かつて生があったときの、喜びや悲しみや思考や悩みの一部だ。真志喜はそれらの本の発する声を、じっと聞いているのが好きだった。書物の命は長い。何人もの間を渡り大切にされてきた本は、老いることを知らずに、『無窮堂』でのんびりと次の持ち主が現れるのを待っている。

      


閲覧数747 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/06/09 22:56
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2012年06月09日(土) 

 『みをつくし献立帖』(高田郁・著/ハルキ文庫)を読みました。先月18日第一刷発行のできたてホヤホヤの本です。「みをつくし料理帖」シリーズ第7弾『夏天の虹―みをつくし料理帖』が上梓されたのが今年の3月15日のこと。その時、高田さんからまさかの「次作まで一年間待ってね」宣言がされたので、多くのファンは悲鳴を上げたものです。しかし、こうして、ちゃーんと箸休めといいますか、間食といいますか、ファンの気持ちを察してご本を出して下さるとは、高田さんのお心遣いに感謝です。

 

閲覧数843 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2012/06/09 22:54
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2012年06月09日(土) 

それでは、失礼する。クルマをやたら洗うな。たま~に洗ってやる方がいい。洗うってことは傷つけてることでもあるんだぜ。君の大好きなTシャツのことを想い出してみろよ。きれいに洗うたびにヨレヨレになっていっちまった、あのTシャツだ。外見をきれいにして何になる。中身をみがく方が大切なことなんだ。それは世界の平和の第一歩なんだよ。

                                   (本書P90より)

 

閲覧数1808 カテゴリ読んだ本 コメント2 投稿日時2012/06/09 22:52
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