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『パワハラ・いじめ 職場内解決の実践的手法』(金子雅臣・著/日本法令)を読みました。
厚労省「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」の報告書に忠実なかたちでパワハラとは何か、パワハラを予防するためにどうすべきか、あるいは職場内で起こってしまったパワハラにどう対処するかを解説した真面目な真面目な本です。その真面目さは日本法令さんの出版物らしいといえる。とはいえ、セクハラ、パワハラに関係して飯を食っていることに対するある種の嫌悪感、それ以前に円卓会議そのものに懐疑心を持ってしまう私は前近代的な人間なのでしょうか。 … [続きを読む] |
『ひとなつの。 真夏に読みたい五つの物語』(角川文庫編集部・編)を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。 7月のある日、「郵便」を発見したぼくの、胸がきゅんとするやりとり―(「郵便少年」森見登美彦)。映画の撮影用に借りた家に住むことになった映画監督の息子の夏(「フィルムの外」大島真寿美)。浪人2年目の夏、青春18きっぷを片手に出かけたあてのない逃避行―(「ささくれ紀行」藤谷治)。夏をテーマに大島真寿美、瀧羽麻子、藤谷治、森見登美彦、椰月美智子が競作。まぶしい日差しの中、きらきら光る刹那を切り取った物語。 |
---下がり眉 澪のことをそう呼んでいたひとも、今はもう遠い。確実に時が流れ、甘やかな思い出も、斬られるような切なさかも、静かに引いていく。 橋の袂に立ち、澪はひとり、暮れなずむ天を振り仰いだ。 (本書P96より抜粋)
『天の梯 みをつくし料理帖』(高田郁・著/ハルキ文庫)を読みました。
まずは出版社 … [続きを読む] |
昨夜、久しぶりに茜からメールが届いた。 年が明けてから何度かメールのやりとりはしていたが、会って話をする機会はなかった。練習がきつくなって時間的な余裕がなかったからだ。・・・・・・いや、本当は違う。時間は作れなくはない。茜と会うことにためらいがあった。どうしても多惠が気にかかる。多惠に隠れて茜に会うのが、なぜかうしろめたいのだ。 (本書P146より抜粋)
『セカンドウィンド(Ⅲ)』 … [続きを読む] |
『あすなろ三三七拍子 (上・下)』(重松清・著/講談社文庫)を読みました。
世の中、理屈がすべてではない。正しいが正しくないこともある。男同士にしか判らないドメスティックな価値観だろうと、日本人にしか判らない島国根性だろうと、それを軽々にアナクロニズムと切り捨てられる筋合いはない。閉じた世界で昇華した精神世界を理解せず頭から否定するような態度こそが浅薄で偏狭な考 … [続きを読む] |
2014年7月の読書メーター
七月は初めて読む作家さん(山本文緒、中田栄一、雪舟えま・・・)との出会いがあった。今後、別の作品を読んでみたい。また、以前から読み進めているシリーズを久しぶりに読みもした。アルバート・サムスン・シリーズ、87分署シリーズ、成風堂書店シリーズなどがそれだ。やはりイイ。上田早夕里氏の新シリーズ(妖怪探偵・百目)も今後が楽しみ。読んだ量こそしれているがワクワ |
『本をめぐる物語 _ 栞は夢をみる』(ダ・ヴィンチ編集部・編/角川文庫)を読みました。
まずは紹介文を引きます。 地図にない本屋と聞いて、カノさんの本屋だと思った。ときどきしか行けない、その日しか存在しない本屋を作りたいと言っていたのだ。ショップカードの番地は「1‐7‐水曜日」、間違いない(「水曜日になれば(よくある話)」)。ほか、沖縄の古書店で自分と同姓同名の記述を見つけた女性、宇宙船に一冊だけ残された貴重な地球の紙の本を持つ少年などを描く、人気作家たちが紡ぐ様々な「本をめぐる物語」。本から広がる不思議な世界8編 |
『本をめぐる物語_一冊の扉』(ダ・ヴィンチ編集部・編/角川文庫)を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。 古書店と同じにおいの高校の部室、好きなキャラの二次創作小説に没頭しているときだけ、私は自由だった。けれど先輩からある耳慣れない指摘を受けて、自分の作品の弱さを知る。小説をうまくなりたい、そのためには…(「メアリー・スーを殺して」)。ほか、遺作の装幀を託された“あなた”、出版社の校閲部で働く女性などを描く、人気作家たちが紡ぐ様々な「本をめぐる物語」。
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『妖怪探偵・百目 <1>朱塗の街』(上田早夕里・著/光文社文庫)を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。
絶世の美女にして全身に百の眼を持つ妖怪・百目。彼女の探偵事務所は、妖怪と人間が共存する“真朱の街”にある。請け負う事件は、すべて妖怪がらみ。依頼人は、報酬を自分の寿命で払うのが決まりだ。助手の相良邦雄は、時々百目に寿命を吸われつつ、事件解決にこき使われる日々を送るのだが…。数多のもののけたちが跳梁跋扈する、妖怪ハードボイルド第一弾!
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観ました。 DVDですけれど。 TSUTAYA姫路広峰店AM10:00、開店前から入り口に待機していた人はみんな走って「アナ雪」のコーナーに。 私はその後につづきましたが、なんとか残り少ない中の一枚を借りることが出来ました。 いいですねぇ。 FROZEN どころか、熱くなりました。 心もほっこりあたたかく。
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