銀の道 艮辻堂におもう(うしとらつじどう) 辻堂は、街道沿いに良く作られている。旅の人が休憩したり、地域の人が集まるところで、特に、福山藩は熱心で、あちこちに多くみられる。芸州藩、備後地域にもたくさん見られることから、影響されたものと思われる。「西国街道 艮辻堂」とあるのは、当時のことを思い、地域の方が、書き加えられたもの。艮とは丑寅で、東北の方位を指す。鬼門である。南西には何があるかということではあるが、甲山の町と今高野さんが近い。町を守るそんな気持ちもあったのかもしれない。 位置図:おのみっち「風景街道「銀の道」 」より http://onomichi-sns.jp/community/?bbs_id=232 |