鰻は苦手なので、多分味もわからない私
だけど、ちょっと変ですよねぇ
器も大切な味の要素です
ちゃんとしたものにしなければ、中身まで疑われちゃいますね
って、今日行ったイオは、このシーズン忙しいせいか、お庭はお水が紙コップでセルフサービス
でも、主人は全然気にならないと言ってました
これは「入園料とってもいい」と、感激したお庭のお陰
付加価値って案外大切です
ここ数週間、仕事が忙しくてお休みをとることができず、ついに疲労が蓄積してダウン寸前。そんなときに相方が、自宅にポスティングされるフリーの地域みっちゃく生活情報誌で見つけたのが浜名湖うなぎ専門店「うな信」の広告。6月から9月の4ヶ月間、限定でオープンしているお店です。 "うなぎ"の季節がやってきた「飾磨の人気店【うな信】6/1(月)オープン。物価高騰の今だからこそ頑張って値下げを実施!【予約優先にて営業】....というキャッチだったので、疲労回復にと早速予約して行ってきました。 フリーペーパーによると、「浜名湖産の新鮮な活鰻を使用し、本場浜松と同じ関東風の「うな丼」が味わえる人気店。白焼きのあと、じっくりと「蒸す」ことで余分な脂を落とし、一気に焼き上げることで“皮はパリッ・身はふわふわ”の独特の食感を実現!。全て注文が入ってから調理を行うため、提供までに15~20分程掛かるのでお電話でご予約を!混雑が予想され、当日入荷分が完売になり次第営業終了となるのでご注意を!」となかなか期待させる内容。 「うな信 姫路」でネットで検索しても、お味も接客もなかなか好評のようで、疑う余地はありませんでした。若干不安だったのが、鯛焼き店を期間限定で借り上げて営業しているようなので、信頼性に欠けるところくらい。10%の値引きクーポンにもひかれ、清水の舞台から5回くらい飛び降りて、2850円の「特上うな重」を頼んでいました。 会社を終えて車で15分ほど走り、お店の前に到着してまずびっくり。写真ではあまり分からなかったのですが、店舗の構えがいかにも仮設。大学の学園祭でも、もう少しましなんちゃうという程度のお粗末さ。狭い店内と外部を仕切るのはビニールカーテンで、椅子もテーブルも、その場しのぎの簡易セットです。 どこかで見たことがあると思ったら、箸や湯飲みは百均の定番商品。うちにもありますが、お客様には出せません。また、これも百均のプラスチックポットに冷たい麦茶を入れて持ってきましたが、昨日は連日の暑さが嘘のように寒い一日。熱いお茶の用意もなく、おもてなしの欠片も感じられませんでした。 しばし待って運ばれてきた「うな重」。仰々しくご飯と鰻が重箱に分けられていますが、特上というには肉厚が薄い。口にすると、案の定、鰻独特の風味や食感がなく、これならスーパーの中国産を自宅でチンしたほうがましという程度。後から入店したカップルが特上(2,850円)と上(1,850円)の違いをお姉さんに聞いていましたが、店主が「大きさ!」とぶっきらぼうに応えるだけ。「鰻」って、そうじゃないと思うんだけど~。 セットのお味噌汁はなんとインスタント、デザート代わりのわらび餅は食べられた代物ではなく、自慢の「ご飯」も冷めていて全然美味しくない。なにひとつ救えるものはありませんでした。一人前三千円近くもするのに、いったいこれはなんでしょうか!。ネットのクチコミ、全国各地にあるらしい店同士でやらせコメントを書きあっているのではないかと疑うばかりです。いい勉強になりました。 でも鰻には罪はありません。おかげで元気にはなりました(笑)。 |