昨日は、毎年この時期恒例となっている慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)での講義。飯盛先生が担当されている大学院の「地域情報化論」で、「ソーシャルメディアのちから」と題して、ソーシャルメディアによるソーシャルキャピタルの創造についてお話しをさせて頂きました。 さすがは、地域情報化のメッカ・慶應SFC。例年、履修されている方々のレベルと志しの高さに感激させられます。もちろん今年も同じで、それぞれ明確な目標を持って学ばれているので、聴講する迫力が違います。心地よいプレッシャーを感じながら、60分間を目一杯使って得意の「漫談」を展開しました。 ・地域情報化の目的は、住民の幸せ感(QOL)の向上にある ・経済だけでは幸せにはなれないので、新しい物差しが必要 ・ソーシャルキャピタルを豊かにすると、QOLは向上する ・ソーシャルキャピタルを支えるのは、信頼と互酬性 ・信頼と互酬性を高めるのに、ソーシャルメディアの活用は有効 ・しばらくするとグローバルに向けた情報化は地域へ揺り戻す ・次世代に必要とされる地域情報プラットホーム基盤とは 自分で言うのもなんですが、これだけの内容を1時間で喋るのも凄いけど、それを聞いて理解し、質問を通して深めようとする履修生の方々は超凄いです。このような機会を与えて下さっている飯盛先生に感謝するとともに、日本の将来はまだまだ明るいと実感できる出講でした。 |