総務省地域情報化アドバイザーとして昨年から何度か富士宮市に訪問させて頂き、地元の方々と交流をさせて頂きました。富士宮焼きそば学会の会長である渡邊英彦さん(愛Ｂリーグ会長)や焼きそばをフロントランナーとしながら地元のさまざまな食のリソースを活かした地域づくりを推進する「富士宮フードバレー構想(富士宮ＦＶ)」の牽引車である渡辺孝秀・富士宮市総合調整室長さんとも、大変懇意にしてもらっています。そんなご縁があり、この度のライブ放送局への出演を依頼していたところ、富士宮焼きそばのマドンナ・稲葉美津恵さんから、大変嬉しいお返事を頂きました。

１２日１４時から七福座スタジオで、渡辺孝秀さん、稲葉美津恵さんに加えて、富士宮ＦＶの仕掛け人であり、構想立案の際から渡辺孝秀さんの上司としてプロジェクトを支えてきた富士宮市副市長の芦澤英治さんが出演してくださるとのこと。ありがたく感謝の言葉もありません。『理論なき行動は無、行動なき理論は死』を座右の銘とされる芦澤さんは、行政側でおふたりのワタナベさんが活躍する場づくりと理論や理念の補完・調整をされてきたとききます。このキーパーソンたちの強く気高きネットワークによって現在の「富士宮焼きそば」があり「富士宮ＦＶ」モデルが構築されたのは間違いありません。１２日の放送では、そのあたりをくぐっと深掘りして語って頂き、日本各地のアクティビストの範としてもらえるような番組にしたいと考えています。

富士宮からは「焼きそばイケメン隊」をはじめ総勢１４～１５名のメンバーが１１日に姫路入りされます。待ち受ける地元側としては、関係者による「前夜祭」が１８時から２１時までホテル日航姫路で催される予定です。しかし、この前夜祭のあとはほぼ間違いなく地理に疎い富士宮メンバーが夜の姫路で路頭に迷うこととなると想定されています。

ついてはなんとかこの方々を、播州人(兵庫県民)の心意気でおもてなしできないものか、玉田さんに相談をしています。いまのところ、頃合いを見計らってホテルまでお迎えにあがり、その後一行を城南公園で開催されている「姫路おもてなしナイト」にお連れして、地元住民や地域団体のホスピタリティに浸ってもらうといいのではないかと考えています。

もっと飲みたい人たちもいるはずですが、１１日はもちろん会期中の飲食店はどこも予約で押さえられていて目処すらたちません。しかしここは、全国大会をはじめ大きなイベントをこなしてきている姫路青年会議所がインフォメーションを設置して案内をしてくれるらしく、普段からセカンドバッグを抱えて夜の姫路を徘徊している経験が活かされるだろうと先輩は確信しています（笑）。

もしもそんなに飲まなくてもいいから、じっくり一献酌み交わしながら地域おこしの情報交流をしようという方があれば、七福座放送スタジオにお招きして今回のライブ放送の仕組みはもちろん、それを支える人的ネットワークの構築プロセスなどお話ししながら、富士宮のまちおこしの奥義などを伝授してもらおうかと考えています。