2014年4月8日 房日新聞読者コーナー通算40本目の掲載 原文の公開 平成8年8月にはじめて私の投書が地元の新聞社の房日に掲載してから、今回で通算40本目になりました。 来る地元の南房総市の選挙にあえて、このテーマを書きました。 期待はしていませんが、選挙に出られる候補予定の方々の反応を待ちたいと思います。 以下、本文です。 南房総市が合併発足して3回目の市長と市議の各選挙がまもなくあります。 今回の選挙は、合併より10年を迎える前のタイミング。 平成の大合併で合併した自治体は、合併より10年間は国や県からの財政的な手厚い支援があります。しかし、10年が経過すると段階的にその支援が縮小されていきます。 その大事なタイミングを迎える前の選挙であり、私たちはきちんとした選択をしなくてはならないです。 ここまで、公共施設の再編、支所の見直し、学校給食費の問題、学校再編の問題、千葉県内では割高な国保税、3年前の震災を受けての津波対策・防災問題など、南房総市のかかえる課題は少なくありません。 その中で、財政問題と関連が深い支所の問題。 昨年の夏、石井市長は支所の存廃に関しての発言をされたのはご承知の通り。 支所=地域センターは旧町村にとりましては拠点です。その地域の拠点を最終的にどうするのか、私たち住民が判断をしなければなりません。 学校再編について。 合併より10年間の財政支援のかねあいをみながら、進めているように見受けます。 地域内の防災拠点の面も含め、必ずしもコンセンサスをきちんと得ているとは言い難いと思います。 主に2つの課題を書きましたが、安房地域の中にあって、私は公共機関などの行政や企業・団体の出先機能機関を誘致する方向も課題に加えてもいいのではないでしょうか。 地理的、分野的に南房総市内に適任地があれば、館山や鴨川にこだわらずとも、出先機能の機関があってもいいように思います。 |