2)萱野三平邸跡(兵庫県伊丹市下河原2丁目) こんなところで、赤穂義士と出会うのかと感慨が深かった。 萱野三平旧邸は、赤穂浪士の一人、萱野三平の旧邸宅。敷地内には江戸時代建築の長屋門と土塀の一部が現存するほか、萱野三平記念館「涓泉亭」がある。萱野三平は、この旧邸(摂津国豊島郡萱野村)で誕生した。 主君・浅野長矩が吉良義央に対して殿中刃傷に及んだ(元禄赤穂事件)ことにより切腹となり、三平が第一報を赤穂へもたらす時、途中この実家の前を通り、母の葬儀に出会うが、涙ながらに掌を合わせて赤穂へ向かったという。 その後、吉良邸討ち入り11ヶ月前の元禄15年1月14日、自宅・長屋門の一室で自害した。 |