エンブレムデザイン取り下げで、セレモニーなどを含め東京都の負担が1億円になるらしいです。ノボリとかポスターはなかなか使えないと思いますが、ペーパーバックやクリアファイルは、何の不都合もなく使用できるだけでなく付加価値(プレミア)がついて喜ばれるかも~。 桝添知事は「なくなるまで使え」と指示したらしいですが、「行政で無駄なく使い切る」といっても、もともとの目的を失ったグッズが「大切に」使い切られるとも思えず、であれば都民に還元するか、有料配布して資金を回収する方法を考えてもいいのではないかと思います。小口で販売してもらったら、ぼくみたく記念に欲しい人は結構いるかも。 こうして並べてみると、どうみても一番ダサイくて意味不明なのが佐野氏のデザイン。エンブレム審査ってどんな感性でやってたんでしょうか。噂によると、委員の顔ぶれを見ると、まるで佐野氏のためにコンペを実施したように思えるとの情報も。数百億円ものお金が動く作品のコンペですから、密室の中で怪しい手順でやったのは大きなミスでした。民衆のソーシャルパワーを侮っていたとしか思えません。 この女学生がデザインした招致エンブレム、とても気に入っていました。どうしてこれをそのまま使用しなかったのかな~と不思議に思っていると、オリンピック委員会の規定で、招致に使ったエンブレムは、選ばれた際に使ってはならないという項目があるそうです。せっかく無償提供してくれているのに、とても残念です。 ネットでは、資格条件が厳しくてコンペに参加できなかったデザイナーや一般の人たちまでが、たくさん自薦のデザインを提案していますが、素人が作った方がよっぽど「なるほど~」と感じるんですが、いかがでしょうか?。 早急に公募を広げて審査を公開でやり直すといってますが、現実問題としてできるんでしょうか?。こんどパクリ疑惑が出ると、それこそ東京オリンピックは国民意識としてアウトになるかも~。 いっそのこと、ボランティアユニフォームなどもオープンコンペで、ネットで人気投票をして著作権処理が出来たら採用を決定するというようにしたほうが、絶対いいものができると確信します。 組織委員会会長の森喜朗の記者会見をニュースでみましたが、本来上の人間は責任を取ることでその職責があるのに、知らんぷりで他人任せ。あれでは、組織が成り立つはずないし、きちんと責任を果たせる人間が出るはずありません。現代日本の縮図ですね。 http://www.hochi.co.jp/topics/20150902-OHT1T50002.html アスリートの祭典に巣くう腹黒い守銭奴たちを排除して、綺麗な五輪を実現しなくては、「東京2020」をやる意味がありません。 やるなら、国民がひとつになって実施したいものです。 |