2)古代の桜井駅跡と楠正成別れの地(島本町桜井) 桜井駅跡(さくらいのえきあと)は大阪府三島郡島本町桜井一丁目にある古代律令制度下の駅家の跡。『続日本紀』には711年(和銅4年)「摂津国島上郡に大原駅を設ける」という記述があり、この大原駅が桜井駅のことである。西国街道に面している。 この駅跡は、「楠公父子訣別之所」として知られ、「太平記」に「正成兵庫に下向の事」(湊川の戦い)において1336年(延元元年・建武3年)、足利尊氏を討つべく湊川に向かう楠木正成が、嫡男の楠木正行を河内国に帰らせたと伝えられている。 ここで、地元簿ラン手阿ガイドの方にお話を伺う機会があったが、かなり丁寧に説明していただいた。つい時間が推してしまった。 |