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生涯を賭けた仕事が一瞬のうちに潰え去っていくのを見ながらも、彼は悲しみは感じなかった。彼は人類を星々へ到達させるために汗を流した。そして、まさにその成功のまぎわに、星が___冷ややかな、超然とした星が___逆に彼のほうへ降りてきたのだ。これこそ、歴史が息をひそめる一瞬であり、現在が過去から断ち切られる瞬間なのだった。あたかも、氷山がその凍りついた母なる大絶壁を離れて一人孤高を誇りつつ大海へ乗り出していくように・・・・・・。過去の世代が達成したことは、いまやすでに無にひとしい。ラインホール |
本日の一献は輿那国の酒「花酒 どなん 60°」。強いので花酒というより火酒といったほうがいいような酒です。ロックで冷たいのをやっても口の中がボッと燃える気がします。しかしその後、まろやかでやさしい風味がおとづれるのがなかなか良い感じです。これぞ南国のスピリッツ。本を読みながら酒をやれる日曜日の大好きな時間。 |
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2014年1月の読書メーター
2014年1月は幸せであった。というのも、待ちに待ったシリーズもの新刊がでたこと。『ビブリア古書堂の事件手帖<5>』、『乙嫁語り<6>』、『心に吹く風(髪結い伊三次シリーズ10』、うれしかったなぁ。
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元来、信長は、生命は今生かぎりのものだという徹底した無神論をもっている。この点については、信長ははっきりと思想的人間であるといっていい。 「信長は無神論者であるが、一面自分自身が神になりたいと思っている」 というのは、キリシタン宣教師たちの見方だが、神になりたいという点については、多少の疑問はある。 信長は、 |
あんたは、俺のことを、たいしたもんだって言ってくれた。だから言うけど__あんたは俺にとって、たいしたもんなんだ。 今度、その女の子__くじらのぬいぐるみ抱いてた女の子に会ったら言ってくれ。どれが現実かなんて判んない。この世界が現実だなんて証拠、思いつけない。けど__俺がここにいて、あんたの隣にいることは、これは絶対、何かの証拠だ。少なくともここに一人、あんたがいてくれて良かったって人間がいるってことは、絶対、何かの証拠だ。何かの・・・・ |
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