2)矢口神社 (広島市安芸区中野)
専念寺から100mすすむと、右手に「矢口神社参道」がある。西国街道から200m坂を上っていくと鳥居が見え、さらに石段を登ると矢口神社である。矢口神社はもと矢口八幡と称していた。阿曽沼光綱が甲斐の国から入部した時、甲斐の荒山八幡を移して合祀したとの伝承がある。また、入り口には、「献洽六合」と書かれていることに、みんな、なんだろうと不思議がりました。「献」は神仏に物をさしあげる、「洽」は、広く行きわたること。「六合」は、東西南北に天地 (上下) で、空間的な 全世界を意味するのだそうです。なんだかむつかしい。 |