今日の予報は一日中「雨」の関西。午後からは雷を伴った強い風雨になるらしいです。そんな天候ですが、母校のキャンパスで開催される「ジャコウアゲハサミット」に参加してきます。 http://hyocom.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=161970&b…bs_id=1289 平成元年に市制100年を迎えた姫路市は、「市蝶」にジャコウアゲハ(お菊虫)を制定しました。なんでかというと、姫路城には築城主池田輝政の家紋「揚羽蝶」の瓦紋がたくさん用いられているからです。 怪談で有名な「播州皿屋敷(歌舞伎では「番町皿屋敷」)」の悲劇のヒロインお菊さんの化身と言われている「お菊虫」は、ジャコウアゲハのさなぎのことです。 その呼称は、寛政7(1795)年に、播磨国・姫路城下に後ろ手に縛られた女性のような姿をした虫の蛹が大発生したことに由来しています。城下の人々は「昔、姫路城で殺されたお菊の幽霊が、虫の姿を借りてこの世に帰ってきた」と噂して、それが広がり伝えられたからだと言います。 ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサしか食べないので、決して農作物に害を及ぼさない益虫です。古来から長く農民と共存して生きてきました。でも最近は、生息域の減少から、市内でジャコウアゲハの姿を見かけることが、めっきりと少なくなりました。 そこで有志が、ジャコウアゲハに興味のある個人や諸団体の参加を募って、ジャコウアゲハ及びウマノスズクサの勉強、育成、取組等の情報交換会を定期的に開催し、まちづくり、人材育成事業実施への相互の連携を図っているんです。 播磨にはいい人たちがたくさん暮らしています。住んでいるだけでほこほこと温かくなれるいいところですね♪ |