5)愛宕燈籠と子宝地蔵尊(高槻市芥川)
この周辺には子宝地蔵尊が多数みられました。みな顔を白く、紅をさしているなど化粧をしており、今なお、地域の方に大切にされていることが実感できます。ここ旧坂口町は、火伏せに霊験があるとされる京都・愛宕神社を信仰する「愛宕講」が組織されていました。燈籠は文政5年(1822)に建てられたもので、火伏せ札と蝋燭が火袋(火をともす所)に供えられました。東隣のお堂は、坂口町に守り伝えられた子宝地蔵尊を祀る地蔵堂です。中央の子供を抱いた地蔵は「子宝・子育て」にご利益があると大切にされています。と案内されています |