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私は今日も相変わらず、料理を作るために、台所に立っています。私にとっては、料理を作るその過程が、とても愉しいからなのです。 しきたりや形式にとらわれないで、自分流の料理を発明することに、生き甲斐を感じている、とでも言うのでしょうか。一生懸命になって作っていると、必ず、旨いものが出来るのです。面白いことですが、料理と言うものは、もう、これで好い、と言うような到達点がありません。やればやるだけ、奥が深いものではないでしょうか。
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私は世界をいろいろと航海してきたが、欧州においてさえ、日本人のように落ち着いた華麗さと威厳を持った国民に出会ったことがない。(『伝記 ペリー提督の日本開国』 サミュエル・エリオット・モリソン、座本勝之役、双葉社)
『「論語」に帰ろう』(守屋淳・著/平凡社新書)を読みました。
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『コーヒー店タレーランの事件簿2 - 彼女はカフェオレの夢を見る』(岡崎琢磨・著/宝島社文庫)を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。
京都の街にひっそりと佇む珈琲店“タレーラン”に、頭脳明晰な女性バリスタ・切間美星の妹、美空が夏季休暇を利用してやってきた。外見も性格も正反対の美星と美空は、常連客のアオヤマとともに、タレーランに持 |
「入担は断ります」 殿村は、きっぱりといった。 だが、銀行からの出向である殿村にとって、預金解約は、銀行に反旗を翻すに等しいのではないか。殿村が、佃製作所のためにそこまでやるのは、簡単な決意ではないはずだ。 「殿村さん・・・・・・。うれしいけれども、そんなことをしたら、あんたが気まずくならないか」 心配して佃がいうと、 「ここで雇っていただけるんでしょ |
権力はそれが奉仕する目的に必要な限りその存在が許される (本書第3章・大平正芳にみる「韜晦[とうかい]の政治」より)
『総理の器量 - 政治記者が見たリーダー秘話』(橋本五郎・著/中公新書クラレ)を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。
安倍晋三以降、民主党政権 |
「昔はねえ、お家賃というのは本で払ったものですよ」 「本」 「ええ。本」 大家さんはそんなことを言った。 まっすぐわたしを見つめて、お家賃は本でもって支払っていたのだ、と彼女はそう言う。 「だけど今の若いひとってあまり本を読まないでしょう。だからわたしも、しかたなくね、近頃は現金で頂くことにしているの」
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海の広さが白亜紀(クリティシャス)の頃の規模に戻ることから、この現象は<リ・クリティシャス>と名づけられた。 進行中の様々な災厄、そしてリ・クリティシャス。 人類は、これらの環境の激変に、ただ<適応>するしかなかった。 世界中の政府が、人類という種を生存させるために、ついに、科学技術に関する従来の倫理規定を捨てる決断をした。人類 |
先月のキーワードは「高知県」「金子直吉」「半沢直樹」。 今後さらに追っかけることになりそうだ。
2013年9月の読書メーター |
「押木はいい奴だった。アイツは結局、銀行の業績が思いっきり悪い最中に死んじまって、いまようやく盛り返してきた銀行業界の復活は見ないままだ。だけど押木だけじゃないんだよな。オレたちバブル入行組は、ずっと経済のトンネルの中を走行してきた地下鉄組なんだ」 渡真利のセリフに熱がこもる。「だけどそれはオレたちのせいじゃない。バブル時代、見境のないイケイケドンドンの経営戦略で銀行を迷走させた奴ら――いわゆる”団塊の世代”の奴らにそもそも原因がある。学生時代は、全共 |
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